仕上げ(しあげ)と準備(じゅんび)すすんでいますか?
- 公開日
- 2023/02/08
- 更新日
- 2023/02/08
校長講話
この写真の不思議な模様はいったいなにかわかりますか?
これは、東部小の北側に何本もヒマラヤスギがありますよね。昨年、その中の数本が残念なことに枯れてしまっていたので、倒れると危険ということで切っていただきました。
そのヒマラヤスギの切り口を見ると円形のしましま模様がありますね。この縞模様を「年輪」と呼びます。
年輪というのは、一年間ごとに輪が順に増えていきます。この縞模様は、春から夏、秋と木が成長して、ちょうど今のような寒い冬を過ごすとできるそうです。☆この木は、この模様が60個くらいありました。ということは、60さいくらいの木だったようです。
軽井沢の冬はとっても寒いですよね。その寒さに負けないように頑張った足跡が、この年輪なのです。ヒマラヤスギは冬に何を頑張っているかというと、春になったら伸ばす新しい芽の中に栄養を蓄えているのです。そして春になった時にその栄養を使ってぐんぐんと伸びていくのです。
3学期のスタートの時に、3学期は今の学年の仕上げと次の学年になるための準備をするときという話もしました。また3学期は自分で決めたことをとことんやってみましょうと話をしましたね。皆さんは頑張れていますか?冬の頑張りでエネルギーを蓄えて、春になったら元気にスタートできるように準備しておきましょう。
「ありがとう!をたくさん伝えよう」はどうですか?実は先生は、最近とってもうれしいことがありました。お昼休みにお魚の水槽をきれいにしているとき、「先生。ありがとうございます。」という言葉をかけてくれた人がいました。先生はとってもうれしくて、心がぽかぽかして温かくなりました。先生も思わず「ありがとうございます」とお返しの言葉をかけました。その時,ありがとうは心を温かくしてくれて、笑顔にしてくれる魔法の言葉だなぁと思いました。皆さんも周りの人にたくさん魔法をかけてあげましょう。
先週、節分があって、季節はもう春が始まっています。残された日を大切につかって、皆さんも、4月の進級、進学に向けて心・頭・体の栄養を蓄えて、準備をしていきましょう。