熊学習 最終回 人間のあり方
- 公開日
- 2021/03/10
- 更新日
- 2021/03/10
学校の様子
3月10日、NPO法人ピッキオの田中さんにお願いして、6年生最後の熊学習を行いました。西部小学校では、1年生から熊学習を行っています。6年生は、今回、熊学習の最終回を迎えました。
田中さんによる講義では、エゾジカの生息数の変化のグラフから説明が始まりました。アイヌ民族時代はバランスがとれているが、北海道の開拓がはじまってからは、人間の一方的な行動により、激減し、その連鎖によりオオカミが絶滅しました。その後も、牧場の開拓や人工林の植林により、今度はシカの数が増えすぎて、生態系のバランスが崩れてきました。
熊も同じです。人間の生活によって、熊の生息域が変化しています。
生態系のバランスを崩し、環境問題に直面しているのは、結局は人間のあり方が原因となっていると言えるでしょう。熊学習のまとめとして、人間の生き方について教えていただきました。
最後に、メッセージとして、「自然を大きく変えないでほしい」「欲張らないでほしい(自然に謙虚に生きる)」という言葉をいただきました。
子どもたちは、何を感じたのでしょうか?